「孤独」を楽しむ人の移住 | 今週の気になる地方移住ニュースまとめ

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この記事では、8月22日から8月28日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

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「孤独」を楽しむ人のための地方移住

— パラリンピックがはじまりました。また、夢の舞台で躍動する選手たちの姿を見ることができますね。

開会式で印象的だったのは、「世界に障害を持つ人は12億人。全人口の15%が何らかの障がいを持っている」という言葉でした。障がい者への差別をなくすことを目的としたキャンペーン、『WeThe15』もスタートしています。

パラリンピックはその最たるものだとは思いますが、これからは本当に「自分とは違う他者を認める多様性の時代」への機運がますます高まっていくのだなと感じます。障害の有無を含めた人間の多様性の中で、どう生きるのが幸せか、じっくりと向き合って考える機会が増えそうですね。

— これも「多様性」の選択肢のひとつでしょうか。今回はこの記事から見てみましょう

ニュース記事:田舎暮らし希望者が激増…コロナ禍で進んだ「孤独」を楽しむ生き方

「人と繋がりたい」という欲求から、TwitterやFacebookなどSNSが爆発的に普及しました。これまでは人と繋がることが良しとされ、多くの人と一緒になることが良しとされる価値観が続いてきましたが、ここにきてコロナの蔓延。その価値観が崩壊しかけているという指摘です。

— 人と繋がるということに、疲れ果てた人たちもまた存在しますね。そういう人たちが「ポツンと一軒家」のような、田舎の深い山奥などに移住したりもしている、と。

記事では「群れ集う社会のなかから、個の尊重を求める者たちが、一人二人と離れていき、それが広く伝播していく。こうした『くっついたり離れたりする』人間の歴史において、たしかに現在は『人びとが離れたがっている時代』に突入しつつあるのかもしれない」とあります。個として生きていくことも良しとされた時「この方が楽だ、幸せだ」ということに気づいた人が好んで田舎へと移住しているのでしょう。そう考えるとコロナは単なるきっかけにすぎなかったのかもしれません。

ニ拠点生活の心得

— さて次は、ニ拠点生活についてのこちらの記事を紹介します。

ニュース記事:二拠点生活の魅力とは? 費用や利用できる制度も解説

— 不動産・住宅情報サイト ライフルホームズさんからの記事です。不動産屋さん目線の情報とあって、人気の町の家賃相場、使うべき支援制度、お試し移住についてなど細かな説明がなされています。

都内+都内近郊でのニ拠点生活がイメージされているようですが、このように具体的な家賃相場や引っ越しにかかる具体的な金額が明記されているのは分かりやすくていいですね。「まちむすび」というアプリでは生活・交通の利便性、治安の良さ、街の印象なども調べられるとか。こういうアプリで情報を上手に活用得るのも一つの手ですね。

— なるほど。その町のことを一番知っているのは確かに不動産屋さんかもしれませんね。具体的な移住場所が決まっていない時にも、使えそうなアプリだと思いました。不動産といえば、こちらも面白い記事でした。

ニュース記事:コロナ禍の移住に役立てて 空き家相談所が新サービス 「Zoom」で遠方から現状把握も/兵庫・丹波篠山市(丹波新聞)

移住する際、空き家活用は検討したいものの、なかなか現地訪問も判断も難しいですよね。こちらは宅地建物取引士の西垣代表理事がZOOMで現地を訪問して、空き家の状況を詳しく見せてくれてる、という取り組みです。事前の相談しておけば、大工や修繕の専門家の意見も聞けるそう。1回5000円(税込み)ですが時間制限なしとのことです。

— 宅地建物取引士の方と専門家の意見も聞きながら実際の物件を見ることができるチャンスはそうそうあるものではないですよね。現地に赴けない今だからこその特権かもしれません。

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