ギャルタレントのゆきぽよ（２４）が、所属していた芸能事務所から電撃独立したとの情報をキャッチした。複数の関係者の証言で分かった。ゆきぽよは、１月に親密だった男性のスキャンダル報道を受けて活動を自粛した後、３月に復帰。８月には〝コワモテ系〟シンガー・ソングライターとの熱愛→新型コロナウイルスの感染が明るみに出たばかりだ。今年に入って揺れに揺れるギャルタレントを追跡した――。
芸能界では最近、タレントが事務所から独立するケースが相次いでいるが、今度はゆきぽよだ。
関係者の１人は「はっきりとした日取りは不明ながら、所属していた事務所から独立したそうです。１月に元親密男性のスキャンダル報道を受けて活動を自粛。３月に復帰しましたが、事務所から独立して心機一転を図り、活動していくようです」と証言した。
独立について、本紙は事務所に問い合わせたが、対応はなかった。
ギャル全開のキャラで２０１９年、テレビ番組に１００本以上出演し、大ブレークしたゆきぽよだが、今年は激動の年になった。
１月に親密だった男性にスキャンダル報道が飛び出して世間を騒がしたため、活動を自粛。その間、ライザップに挑戦してポヨッとした体をシェイプアップした。３月の復帰の場で体重５１・４キロ→４６・８キロ（マイナス４・６キロ）、ウエスト７６・５センチ→６４・８センチ（マイナス１１・７センチ）と、シェイプアップされたボディーを披露した。
８月１８日には、コワモテのシンガー・ソングライターＣＩＭＢＡ（シンバ＝３８）との熱愛が発覚。２日後の２０日には、新型コロナに感染したことが明るみに出た。２６日に自宅療養が終了したことを２７日、インスタグラムのストーリーズで報告したばかりだった。
ゆきぽよの独立に芸能界はどよめいている。その理由は「事務所には１０年以上所属し、ブレーク→スキャンダルと苦楽をともにしてきたからです」（前出関係者）。
本人は今年３月に本紙の取材に応じた際、事務所について「信頼関係もすごくできていて」と語っていたほど。それからわずか５か月あまり――。「なぜ今、独立？」と首をかしげる関係者は少なくない。
突然の独立の背景をめぐっては、さまざまな情報が飛び交っている。ただ背景の一つとして浮上しているのが、「最近の芸能界は、以前に比べると独立しやすい環境になってきたことはあるでしょうね」（同）。
この背景には公正取引委員会が１９年、元ＳＭＡＰ３人を番組に出演させないよう圧力をかけた場合、独占禁止法違反に抵触するとしてジャニーズ事務所を注意したことがある（ジャニーズ側は圧力を否定）。
芸能界ではかつて、タレントが事務所から独立すると、オファーがかからず干されてしまうケースが少なくなかったが、公取委のジャニーズに対するメスで悪しき慣習が一変。タレントが次々と独立し、その後も活躍できるようになったのは周知の通りだ。
コロナ禍で再起を図るギャルタレントは、二人三脚で歩んできた事務所とたもとを分かつことになったが、果たして再び輝けるか――。
