日本、ブラジルに完敗 パラ5人制サッカー

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マークに付く日本の園部(14)=青海アーバンスポーツパーク(撮影・入山亘)

 東京パラリンピック5人制サッカー1次リーグA組で日本は4大会連続金メダルのブラジルに0-4で完敗し、1勝1敗となった。ブラジルは2連勝で1次リーグ通過が決まった。

 2018年世界選手権3位の中国は1-0でフランスを下し、1勝1敗とした。フランスは2連敗。日本は31日の1次リーグ最終戦で、中国に勝つか引き分ければ準決勝進出が決まる。

◎園部が攻撃で奮闘

 B組はアルゼンチンがスペインを2-0で下し、2連勝で4強入りを決めた。スペインと、タイに2-0で勝ったモロッコが1勝1敗で並んだ。準決勝はA組1位とB組2位、B組1位とA組2位がぶつかる。

 日本はパラリンピック4連覇中のブラジルを相手に0-4と大敗したが、17歳のストライカー園部優月(筑波大付属視覚特別支援学校高等部3年、富岡市出身)がチーム唯一のシュートを放つなど攻撃の軸となった。

 園部は前後半合わせて13分間プレー。初戦のフランス戦とほぼ同じ出場時間で、「長い時間ピッチに立てたのはうれしいが、体力が課題。もっと走って貢献したい」と自己評価した。

 前半はブラジルの猛攻に対し日本は防戦一方。園部の本領が発揮されたのは後半6分。前線の右サイドに張り、キーパーからのロングボールに反応。ブラジルの選手にボールを当ててコーナーキックを獲得した。

 17分は右サイドからドリブルでゴール前に攻め込み右足を振り抜いた。ジャストミートせず相手キーパーに阻まれたが、ゴールに向かう姿勢を見せた。

 「きのう(29日)のフランス戦は遠目からのシュートだったが、きょうはゴール前まで運べた。あとは決めるだけ」と園部。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる31日の1次リーグ最終の中国戦でゴールを目指す。(新井正人)