いいとこどりの美味さ「バリスタートコーヒー」北海道産ミルクにフォーカスしたコーヒースタンド

外出自粛が求められている今日この頃。それでも「おいしいコーヒーが飲みたい!」と思うのが、私たちコーヒー好きの性ですよね。

そんな葛藤を解消してくれるのがコーヒースタンド。コーヒースタンドとは、テイクアウトがメインだったり、カウンターだけを設置したサクッとコーヒーが飲めるショップを指します。

今回取材に駆けつけたのは、札幌にある「BARISTART COFFEE(バリスタートコヒー)」。北海道産のミルクにフォーカスしたコーヒーは、ほかとはちょっと違う味わいが楽しめました。

ミルクのいいとこ取り「バリスタートラテ」

まずはBARISTART COFFEEの定番メニュー「バリスタートラテ (Rサイズ 550円 税込)」。函館のホルスタイン牛乳と美瑛のジャージー牛乳をブレンドした、いわばいいとこ取りのラテです。

しっかりとミルクの味はするものの、まろやかで比較的あっさりとした味わいです。牛乳の味が鼻に抜けますが、後味がさっぱりしているので飲みやすさは格別。さすがいいとこ取りラテですね。

BARISTART COFFEEでホットメニューを注文すると、ラテアートをしていただけます。慣れた手つきでアートを完成させる渡部さん。かわいさとおしゃれさを兼ね備えたラテアートにしてくださいました。

サクサクっと完成して驚きだったのですが、ラテアートってものすごくむずかしいんですよね。そんなむずかしさも感じさせずにこなす渡部さん、さすがプロです。

ちなみにラテに使っているのは、自家焙煎したバリスタートブレンド。エチオピア産のコーヒー豆で、フルーティーかつちょっぴり酸味のあるお味です。苦味が少なくさっぱりしているので、夏場は水出しコーヒーにするとおいしく飲めるとのことでした。

希少価値の高い「ガンジー牛乳ラテ」

お次のメニューは「ガンジー牛乳ラテ(Rサイズ 680円 税込)」。
ガンジー牛乳、みなさんは耳にしたことはありますか?私は初耳でした。

「ガンジー種は個体数が少ないこともあり、完売になることもしばしば」とBARISTART COFFEEの鈴木さん。取材日はたまたま飲めたので運が良かったです。

気になるお味は「これが牛乳なの?」と思ってしまうほどあっさりさっぱり!飲み終えてからの後味もすっきりとしているので、ラテのミルク感が苦手な方でも飲んでいただけそうです。

写真左がガンジー牛乳です。ホルスタインに比べるとちょっぴり黄色く、珍しい色をしています。

BARISTART COFFEEで取り扱っている牛乳は、直接牧場を訪ね生産者の方と顔の見えるお付き合いをして仕入れており、時には牛の様子を見に行くなど、こだわりは並一通りではありません。

そんなお話を聞くと、より一層ラテがおいしく感じますよね。

テイクアウトでミルクにこだわったコーヒーを

ミルクにフォーカスしたBARISTART COFFEE。あくまでもミルクがメインで、ミルクに合わせてコーヒー豆を選ぶのがこだわりです。「コーヒー屋さん=コーヒー豆にこだわりがある」という概念を覆すコーヒースタンドですよね。

店内にはカウンター席もありますが、おすすめはテイクアウト!密になるのも防げますし、自宅やオフィスでゆっくり味わえるのも魅力のひとつ。

自粛が続く毎日ですが、おいしいラテをテイクアウトすれば心が満たされそうです。(ライター・徳田菜摘)

✳︎2020.12.25 公開

BARISTART COFFEE
住所:札幌市中央区南1条西4丁目8番地
営業時間:午前10時〜午後5時
TEL: 011-215-1775
Instagram:@baristartcoffee
公式HP: https://www.baristartcoffee.com/

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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