湖上から十和田湖を眺めよう
青森県と秋田県にまたがる十和田湖は、周囲を森に囲まれていることから、四季折々の風情が楽しめます。
十和田湖のオススメの楽しみ方を紹介します。
とくに夏は緑豊かで気候も快適。湖面は穏やかで、遊覧船での周遊やカヌーを楽しむのにうってつけです。
遊覧船に乗れば、湖上からの景色が楽しめます。
航路は2つ。湖の西側の休屋(やすみや)と東側の子ノ口(このぐち)を結ぶ休屋・子ノ口航路と、休屋を出発し湖の西側を周遊してまた休屋に戻るおぐら・中山半島めぐりです。
詳細は十和田湖遊覧船の公式HPをご覧ください。
夏や秋はカヌーもオススメ。 1人7,600円で約2時間30分の体験ができます。
詳細は「Towadako Guidehouse 櫂」の公式HPをご覧ください。
車で湖周辺をまわれば、いろいろな角度から湖の絶景が楽しめます。
湖畔の十和田神社へ
十和田湖畔の静かな森の中にあるのは「十和田神社」。
平安時代の807年、東北地方を遠征していた武官・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)によって創建され、青森でも有名なパワースポットとして知られています。
神社の占場(うらないば)と呼ばれる水場があります。十和田神社で「おより紙」をいただき、願掛けをして占場の水に投げ入れると吉凶を占えるのだそう。
おより紙が沈めば願い事が叶うと信じられています。
緑豊かな奥入瀬渓流
十和田湖とその周辺の火山は十和田八幡平国立公園の一部です。十和田湖から湖北東の焼山にかけて、奥入瀬渓流と呼ばれる川が流れています。
渓流には白糸滝や雲井の流れといった名スポットがあり、景色を満喫しながら散策ができます。
自転車をレンタルして、渓流沿いを走るのもよいでしょう。
奥入瀬渓流では、夏は美しい緑、秋は紅葉が見事です。
老舗宿「蔦温泉旅館」でリフレッシュ
十和田湖畔で長い一日を過ごした後は、温泉で一息つきましょう。
十和田湖の子ノ口港から車で30分ほどの「蔦温泉(つたおんせん)旅館」は、1000年近い歴史を誇る宿。昔から疲れた旅人を癒してきました。
温泉はナトリウム・カルシウムを含む自家源泉をかけ流し。 神経痛やリューマチ、疲労回復によいとされています。
川魚・アユなど、地元の食材を使った料理も絶品です。
温泉でリフレッシュしたら、ハイキングに出かけてみては?
蔦温泉旅館の近くには「蔦野鳥の森」という3キロメートルのハイキングコースがあり、美しいブナの森や、森中に点在する6つの沼(蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼)の景色を味わえます。
訪れるなら春の新緑、秋の紅葉の時期がオススメ。蔦野鳥の森では現地ガイドによるガイドツアーも開催されています。
まとめ
十和田湖へは青森駅からJRバス東北の「みずうみ号」で行くことができます。自分のペースで観光したい人にはレンタカーでの移動もよいでしょう。
湖の絶景や神秘的な神社、奥入瀬渓流の美しい流れを見に、十和田湖を訪れてみてください。