有鉛ガソリン、世界で根絶

国連宣言、神経障害の原因

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 【ナイロビ共同】国連環境計画(UNEP、本部ナイロビ)は30日、微量の鉛を含み神経障害などの原因となる「有鉛ガソリン」について、世界からの根絶を達成したと宣言した。最後の使用国だった北アフリカのアルジェリアが7月に供給を終了した。

 UNEPを中心に2002年から途上国向けの根絶キャンペーンが続いていた。UNEPのアンダーセン事務局長は、根絶達成は人類の健康維持や地球環境の保護にとって「非常に画期的な出来事だ」と評価した。

 UNEPによると、有鉛ガソリンはエンジン性能を高める目的で鉛化合物を加えた燃料。1922年に利用開始し、70年代までに世界へ普及した。