大坂なおみ初戦突破で観客に「来てくれてありがとう」 全米オープン

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笑顔を見せた大坂(ロイター)

テニスの4大大会・全米オープンが30日(日本時間31日)に開幕。女子シングルス1回戦で、2年連続3度目の優勝を目指す世界ランク3位の大坂なおみ(23=日清食品)が同86位のマリエ・ブズコバ(23=チェコ)を6―4、6―1のストレートで下した。

大会初日、センターコートのナイトセッションで初戦を迎えた大坂。気合の入ったパワフルなショットで大観衆を魅了した。第1セットは互いに一歩の譲らない展開。4―4で迎えた第9ゲーム、自身のサービスゲームでブレークのピンチを迎える。大坂は3本の強烈なサービスエースでしのぐと、第10ゲームでは、粘る相手を正確なショットで攻めブレーク。第1セットを奪った。

勢いに乗った第2セットは連続5ゲームを奪うなどブズコバを圧倒した。

大坂は、勝者インタビューで「本当に来てくれてありがとう。去年は観客がいなくていなくて寂しかった。小さな子供たちが、もちろん大人もだけど、来てくれて、とにかくうれしかった。センターコートのナイトセッションでプレーできることはとても名誉なこと」と観客の前で笑顔で話した。

5月の全仏オープンで棄権した際、うつに悩まされてきたことを告白し、スポーツ選手のメンタルヘルスに焦点を当ててきた大坂。今大会直前には、SNSを更新。「いつも自分を自虐的に見ていた。私が言いたいのは、自分と自分の成果をもっと讃えようということ。あなたの人生はあなた自身のものであり、他人の基準で自分を評価すべきではない」「朝、起きることができただけで、勝ったも同然なんだと思いたい」と、自らや人びとを励ますメッセージを寄せた。