高さ50センチの巨大キノコ、京都で発見 通常の2倍サイズに成長か

竹林で見つかったマントカラカサタケ。ペットボトル2本分ほどの背丈があった(京都市西京区大原野上里北ノ町)=上田さん提供

    京都市西京区大原野上里北ノ町の男性が管理する竹林で、ペットボトル2本分ほどの背丈があるキノコが見つかった。専門家によると通常の2倍ほどの大きさで、「普段見られるものよりも大型だ」としている。

 キノコはかさの直径40センチ、高さ50センチほど。22日の早朝、自宅近くの竹林を訪れた上田文夫さん(62)が見つけた。

 菌類に詳しい京都大大学院農学研究科の研究員北出雄生さんによると、柄の特徴などからマントカラカサタケの可能性が高いという。竹林や広葉樹林の栄養に富んだ土壌で多く見られ、梅雨明けから秋にかけて発生する。一般的にかさの直径は10~20センチ、高さ15~30センチという。

 キノコは22日の晩には枯れてしまったが、上田さんは「また巨大なキノコが出てないか楽しみ」と話している。

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