一斉休校、正答率との相関なし

全国学力テスト、活用力なお課題

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休校期間と平均正答率(小学校算数、中学校数学)

 文部科学省は31日、小学6年と中学3年の全員を対象に実施した2021年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。小中とも知識の活用力が引き続き課題とされ、苦手分野は変わらなかった。新型コロナウイルス感染拡大による昨春の一斉休校の期間と正答率を分析し「相関関係はない」と結論付けた。児童生徒へのアンケートでは、休校時に「勉強への不安を感じた」との回答が6割前後に上った。

 多くの学校が休校明けに補習をするなどして対応した結果、文科省は「学習遅れを取り戻せた」と評価。今後もコロナ禍の学力への影響を注視する。