ワクチン接種後に男性(30)死亡 父親が語る 広島

モデルナ製のワクチンの一部で異物が混入しているのが見つかった問題で、同じ工程で製造されたものを接種し死亡した男性の父親が取材に応じました。

死亡した男性の父親「私は(ワクチン)接種推進派で自分が悪く責任を感じるようになる。これは仕方ない」

広島県などによりますと、男性(30)がワクチンを接種したのは1回目が7月18日、2回目は8月22日で、2回目のワクチンがその後使用見合わせの対象となっていました。

男性の家族によりますと、接種翌日の23日に体調不良のため仕事を休みましたが、24日には熱が下がり出勤したということです。

しかし翌朝、部屋のある2階から降りて来ず、見に行くとすでに体が冷たくなっていて、その後死亡が確認されました。

基礎疾患やアレルギーはなく、ワクチン接種との関連は不明だということです。

死亡した男性の父親「これから先、接種する人がどれだけ接種後に安全に過ごせるか。そこしかないんですから」

男性の父親は国に対し、男性の死亡とワクチンとの因果関係の究明や接種後の経過観察の徹底などを求めています。

© 広島ホームテレビ