巨人・中田翔内野手(32)が31日のヤクルト戦(岐阜)に「5番・一塁」で先発出場し、気迫のヘッドスライディングを披露した。
24日の広島戦(東京ドーム)以降、安打が止まっていた中田が久しぶりに「H」ランプを点灯させた。1点を追う4回先頭の第2打席。チェンジアップを拾い、中前へポトリと落ちる安打で17打席ぶりにヒットを放つと、今度はハッスルプレーでチームを盛り立てた。
中田の安打を皮切りに無死満塁までチャンスが拡大。三塁走者となった中田は松原の左翼への飛球にタッチアップし、本塁へ豪快に〝ヘッスラ〟を決め、同点に追いついた。
ユニホームを泥だらけにした中田だが、表情は崩さず。その後、二死一、二塁の場面で丸が右翼線を破るタイムリーを放って勝ち越しに成功した。