ビーチ・ボーイズ、未発表音源108曲を含む5CDボックス・セットがリリース !

ビーチ・ボーイズの16枚目と17枚目のアルバム『サンフラワー』(1970)と『サーフズ・アップ』(1971)期の音源を収録したボックス・セット『フィール・フロウズ:サンフラワー&サーフズ・アップ・セッションズ1969-1971』がリリースされた。 オリジナル・アルバムの最新リマスター音源、ライヴ音源、デモ音源、オルタネイト・ヴァージョン、オルタネイト・ミックス、バッキング・トラック、ア・カペラ・ヴァージョンなどが5枚のCDに収録され、未発表音源は108曲。パッケージは48ページのブック型で、未発表のレア写真、手書き歌詞やテープ・ボックスの画像、メンバーの当時のインタビュー発言を交えた英文ライナーなどが掲載されている。2013年にグラミー賞「最優秀ヒストリカル・アルバム」を受賞した『スマイル(コレクターズ・ボックス)』(THE SMILE SESSIONS [DELUXE BOX SET])と同じくマーク・リネットとアラン・ボイドが編集を担当した。 当時は過小評価されることもあったが現在は名盤としてその影響力の強さが語られる2作。リリースから50年、ビーチ・ボーイズのキャリアにおいて重要な1969~1971年を振り返るにふさわしい作品となっている。2CD、LP、デジタル配信でもリリースされている。 リリースに際し、ビーチ・ボーイズ公式YouTubeチャンネルに3本の短編映像が公開された。レアな写真、パフォーマンスやスタジオの映像、インタヴューなどで構成されている。 海外メディアによる『フィール・フロウズ:サンフラワー&サーフズ・アップ・セッションズ1969-1971』の高評価レビューは下記の通り。 「『サンフラワー』と『サーフズ・アップ』はビーチ・ボーイズの第2のピークである」 (UNCUT) 「ビーチ・ボーイズが70年代初期に無計画に進化した、魔法のようなプロセスが垣間見られる小さな発見に満ちている」 (Mojo) 「『サンフラワー』と『サーフズ・アップ』は正当にビーチ・ボーイズの傑作のひとつとみなされ、ボーナス・トラックの数々が内容を豊かにしている」 (Goldmine) 「サウンド的に刷新されたこれらの曲は、どのヴァージョンであっても聴いたり再認識する価値がある。ビーチ・ボーイズの影響力のある長い歴史の中で欠かせないチャプターだ」 ( American Songwriter)

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