鈴木優磨がイングランド2部クラブからの獲得オファーを拒否 ベルギー残留で前途多難

鈴木優磨

ベルギー1部シントトロイデンのFW鈴木優磨(25)がイングランド・チャンピオンシップ(実質2部)のノッティンガム・フォレスト移籍を拒否したと英メディア「insidefutbоl」が報じている。

今夏の移籍を希望している鈴木はここまで移籍が実現せず、シントトロイデンでの公式戦出場も拒否。移籍期限となる31日を前に、イタリア1部カリャリやドイツ2部シャルケへの移籍が浮上していた。シャルケはシントトロイデンに対してオファーを出すも、合意できずに獲得を断念したと報じられている。

その一方、同メディアによると、ノッティンガムFが31日、鈴木の獲得に向けてシントトロイデンに正式オファーを提示。移籍期限が迫る中で交渉し、クラブ間で500万ユーロ(約6億5000万円)とされる移籍金について合意に達したものの、鈴木が拒否し、破談になったという。

同メディアは「鈴木は移籍に確信が持てないまま、移籍市場が閉まり、ベルギーに滞在することを選んだ」とし「来年1月に向けてオプションを持っているのか」と報じた。昨季17得点をマークしたストライカーは、ここまで試合出場を固辞してきたシントトロイデンで再始動できるのだろうか。

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