北朝鮮「供給ワクチンを他国に」

297万回分、受け取り辞退も

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8月19日、平壌市内をマスク姿で歩く市民(共同)

 【北京共同】北朝鮮が、国際枠組みで供給される予定の新型コロナウイルスワクチン297万回分について、感染状況が深刻な他国に回しても構わないとの意向を示していることが分かった。米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が1日、国連児童基金(ユニセフ)報道担当者の話として伝えた。

 ユニセフによると北朝鮮保健省は、発展途上国へのワクチン普及を進める「COVAX(コバックス)」に対し、世界的なワクチン不足や感染再拡大を理由に、受け取りを辞退してもよいとの立場を伝えた。

 北朝鮮は昨年初めからコロナ対策として国境を封鎖、感染者は一人もいないと主張している。