水森かおり新曲「笑顔でいようね」ご当地ソングの女王がJポップ挑戦!

水森かおり「笑顔でいようね」

【東スポ音楽館】“ご当地ソングの女王”水森かおりが、8日にリリースするシングル「笑顔でいようね」(作詞・辻林美穂/作曲・兼松衆)は“ご当地”ではなく、Jポップだ。演歌を歌ってきた水森とはまた違った魅力を見せている。

――今回のシングルはどんな作品ですか

「コロナ禍で会いたい人に会えない。でもいつかきっとまた笑顔で会える。だからそれまでお元気でねと、日々の生活が変わってもあなたのことをずっと思い続けてるよというメッセージソングです。そっと背中を押してもらえるような優しい世界の歌ですね。完全なJポップですが、優しいメロディーラインなので、幅広い世代の方の心に届けられるんじゃないかなと思います」

――この楽曲が出来上がったきっかけは

水森「公式のユーチューブチャンネルを始めて少ししてから、チャンネルのオリジナルジングルを作ろうということになり、新進気鋭のミュージシャンの方々とお会いする機会がありました。そこで才能のある若いパワーに刺激を受けたというか、一緒に作り上げる作業がとても楽しかったんですよ! そんな矢先に『水森さんにわれわれの作品を歌っていただける日が来たら』という思いを知って、聴かせていただいたら、とても素晴らしい作品だったので、ぜひ歌ってみたいと思いました。そこからはとんとん拍子に話が進んでいきましたね」

――作詞の辻林さんも作曲の兼松さんもお若い方だとか

水森「作詞作曲の辻林さんと兼松さんは30代、アレンジの斎木(達彦)くんにいたっては20代で(笑い)。こういう素晴らしいチャンスをいただけなかったら、絶対交わることのない3人だったんじゃないかと。縁あって歌うことになったこの作品がきっかけになって、これからの私自身の歌の幅がどう広がっていくのか、とてもワクワクしています!」

――公式ユーチューブチャンネルではどんなことをやっているんですか

水森「レコーディングやジャケット撮影、コンサートの裏側とかを見せたりしています。昨年はデビュー25周年にちなんで、歌の舞台でお世話になった25か所の方々とリモート再会行脚したんですけど、楽しかったですね」

――今月25日には中野サンプラザで恒例のメモリアルコンサートも予定されています

水森「今回の新曲は幅広い世代の皆さんにぜひ聴いていただきたい一曲です! コロナ禍のまだまだ大変な日々が続いてますが、この曲が心の支えというか、応援歌のような存在になったらうれしいです。昨年のメモリアルコンサートは配信でしたが、今年は中野サンプラザのステージです。改めて25周年の感謝の気持ちをお客さまにしっかりお伝えできるように心を込めて歌わせていただきます!」

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