愛知・常滑の〝密フェス〟参加者に名古屋市がPCR検査キット配布

希望者にPCR検査キット配布を決めたが、河村市長が陽性判明した

河村たかし氏(72)が市長を務める名古屋市は1日、〝密フェス〟として問題になった「NAMIMONOGATARI2021」(8月29日=愛知県・常滑市)参加者に向けてのメッセージを公式サイトに掲載した。

「イベントに参加された方へのお願い」としているのは「日中も含めた不要不急の外出自粛を徹底し、普段一緒にいない人との会食などは自粛してください」「朝・昼・晩の体温測定を行うなど、健康管理を徹底してください」「体調の変化や、症状が出た場合は、すみやかに受診・相談センターへの相談や診療・検査医療機関への受診をしてください」の3項目だ。

同フェスでは酒類が提供され、数千人の観客がマスクが超える密状態で盛り上がっていたことから、イベント後の〝感染拡大〟の不安が高まっていた。緊急事態宣言下にあることから改めて「自粛のお願い」を掲載した。

また、イベント参加者(市内在住・在学・在勤かつ症状のない人が対象)へのPCR検査の取り組みを行うことも発表。ネットで申請を受け付け、検査キットを郵送する。

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