【東京パラリンピック】競泳・男子100m平泳ぎ エース・木村敬一が銀「すごくホッとしている」

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メダルを手にポーズをとる木村敬一(ロイター)

東京パラリンピック・競泳競技(1日、東京アクアティクスセンター)、男子100メートル平泳ぎ(SB11)決勝が行われ、木村敬一(30=東京ガス)が1分11秒78で銀メダルに輝いた。

午前中の予選は「いい緊張感で臨めたと思う」と1分14秒05をマーク。全体3位で決勝進出を決め「メダルを取って自信をつけたい。いけるところまでいく」と意気込んでいたが、言葉通り序盤から果敢な泳ぎを見せ、前半の50メートルを1位で折り返す。後半は金メダルのロヒール・ドルスマン(オランダ)と熱戦を繰り広げた。わずか0・56秒及ばなかったものの、3大会連続で通算7個目のメダルを手にした。

8月30日の200メートル個人メドレー(同SM11)では5位。今大会初メダルに輝いた木村は「すごくホッとしている。テンポも自然と上がった。スピードは出ていると思ったので、自分の泳いでいる速度を信じてもがいた。良くて銅メダルだと思っていたので、この種目で銀メダルを取れて満足している」と振り返った上で、3日に控える本命・100メートルバタフライ(S11)での金メダルへ向けて「目標はまだ達成できていないので、そこに向けてしっかりと切り替えていきたい」と決意を新たにした。

滋賀県出身の木村は、先天性疾患により2歳で視力を失ったが、小学4年から本格的に水泳人生をスタート。日本のエースとして国内外で活躍。2019年世界選手権では、100メートルバタフライ(S11)で優勝を果たしている。