【東京パラリンピック】金メダル“遅刻取り消し”でマレーシア怒り爆発「恥を知れ」

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パラリンピックシンボルマークのスリーアギトス

東京パラリンピック陸上男子砲丸投げ(知的障害F20)で、マレーシアのゾルケフリ・ムハンマドジヤドの金メダルが取り消しになったことで、同国で怒りが爆発している。

31日に行われた試合では、ムハンマドジヤドとオーストラリア、エクアドルの2選手が集合時間に遅れて待合室に現れたが、試合に出場。一度はマレーシア選手が世界記録で金メダルとなったが、試合後の聞き取りで遅刻に正当な理由がないとして棄権扱いに。ウクライナ選手が金メダルとなった。

この判断に、マレーシアでは不満が爆発。パラリンピックの公式ツイッターに、マレーシアの元青少年・スポーツ大臣のジャマルディン氏が「恥ずべき決定。パラリンピックの精神に反する。コールルーム(遅刻)違反だったら、そもそも彼らが競争することを許すべきではなかった。盗まれた金メダルと世界記録」と猛抗議。続々とマレーシアからの抗議が寄せられた。

また、試合後にウクライナ側から遅刻の抗議があったと報じられており、ウクライナへの反感もピークに。マレーシア「マレー・メール」によると、駐マレーシアのウクライナ大使館のSNSには非難の書き込みが殺到。「恥を知れ」「クリミア半島返還を望むなら、マレーシアに金メダルを返すことを考えれば」と、激しい言葉が並んだという。

1日、国際パラリンピック委員会(IPC)のクレイグ・スペンス広報部長は、記者会見でマレーシアからの非難を受けていることを明かした。結果は覆らないとあって、騒動収束には時間がかかりそうだ。