中日が1日で貧打に逆戻り 与田監督は阪神・伊藤将に「何とか攻略しないといけなかった」

選手交代を告げる与田監督

中日が1日の阪神戦(甲子園)に1―2と逆転負けで今季50敗目を喫した。前日8月31日は今季最多17安打を放ち8得点を挙げたが、この日は5安打と沈黙し、4回に大島の適時打で奪った1得点のみ。先発・松葉は5回まで2安打無失点と好投したが、6回途中2失点(自責1)で降板した。

以下は与田剛監督(55)の一問一答。

――松葉は持ち味を発揮した

与田監督 前回(5回途中3失点)同様、よく投げてくれたと思う。

――6回は守備の乱れもあって逆転を許した

与田監督 彼自身はよく投げたと思うし、ボールの乱れも、前回のような突然の乱れもなかったので本当によく投げた。

――結果的に6回や3巡目で失点するケースが目立つが

与田監督 それはそこまで0点に抑えているわけだから。その1点を責めるつもりは全くない。

――失点につながった6回の京田の失策は

与田監督 エラーはエラーだから、しないに越したことはないが、再三、彼の好プレーでチームを助けてきているし、それは次にしないように。それだけですね。

――相手先発の伊藤将を攻略できなかった要因は

与田監督 低めのコントロール、ボールの出し入れが非常にうまかった。ストライクゾーンの際どいところによく投げてきていた。何とか攻略しないといけなかった。

――祖父江が足を痛そうにして降板したが

与田監督 詳細は分かったら報告します。まだ詳しいことが分かっていないので。明らかに動きがおかしかったので交代しました。(2日以降は)体の動きを確認してということになる。

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