【川崎市長選】自民党川崎市連 現職・福田氏支援へ「市政そつなく」 政策提言書を提出

福田紀彦・川崎市長(資料写真)

 自民党川崎市連は、10月24日投開票の川崎市長選で3選を目指す現職の福田紀彦氏(49)の支援を決め、1日、福田氏を支持する政治団体「川崎の発展を考える会」に政策提言書を提出した。同会が支援を求めたことに対応したもので、政策提言は同会を通じて福田氏に届けられる。

 市内で活動する各種団体幹部らで構成する同会は6月、福田氏に出馬を要請。福田氏が同月23日に出馬表明した後、自民党、公明党、みらいの市議会3会派に同調を求めた。

 これを受け自民党川崎市連は総務会を開き、全員一致で福田氏支援を決定。福田氏の公約に盛り込まれるよう政策提言をまとめたという。

 政策提言は、経済関連や大都市制度など7項目。同市連の大島明幹事長は「これまで市政をそつなくこなし、市内の諸団体なども現市長を評価している。そうした声を踏まえた」と支援の理由を話し、「提言をマニフェストに載せていただければ」と話した。

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