日本サッカー協会が1日、カタールW杯アジア最終予選のオマーン戦(2日、吹田)のため森保ジャパンが宿泊しているホテルの警備担当者が新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表した。
協会の説明によると、協会側が手配した警備関係者1名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められた。当該者は無症状で、前日まで定期的に実施していた新型コロナウイルス検査において全て陰性が確認されていた。
また「代表チームの選手やスタッフは、本日のPCR検査において全員陰性が確認されており、濃厚接触者に該当する者はおりません」と現在のところ森保ジャパンへの感染拡大には至っていないとしている。
今回の事態を受けて協会は「これまでも政府や自治体等の方針に基づいて感染防止対策に努めてまいりました。今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起に取り組むとともに、厚生労働省や保健所、関係当局の方針に基づいて対応してまいります」と今後の方針を示した。
大阪では新型コロナの新規感染者が1日に過去最多となる3004人にのぼり、感染爆発が極めて深刻な状況に陥っている。オマーン戦は有観客開催が予定されており、感染が深刻化する中で不安が高まる大一番となりそうだ。