新校舎、待望の始業式 茨城・北茨城の磯原中 コロナ禍で5カ月遅れ

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オンラインで配信された始業式の映像を教室で見る磯原中の生徒たち=北茨城市磯原町豊田

茨城県北茨城市立磯原中学校(同市磯原町豊田、鈴木博校長)の新校舎が1日、供用を開始し、始業式が行われた。校舎は建物・外構とも工事に遅れが生じ、当初4月を予定していた供用が今月に延期。さらに国の緊急事態宣言などによる臨時休業のため、新校舎での授業は13日以降からとなった。

新校舎は新型コロナウイルスの感染拡大で資材調達が進まず、完工が遅れた。生徒380人はこれまで、旧校舎で学校生活を送っていた。

始業式は大人数が集まることを避けるため、放送室から各教室に映像を配信する形式で実施。各学年の代表者が抱負を述べるなどした。

生徒たちは3日まで、オンライン学習で使うタブレット端末の使用法を確認するなどの目的で、午前のみ登校する。6日からは、オンラインやプリントによる自宅学習を行う。鈴木校長は「自宅での学習となるが、『自律』の意識で学習に取り組んでほしい」と求めた。

3年の鈴木弦さん(14)は「授業で分からないことを先生に聞いたりできないのが残念。登校が再開したらクラスのみんなと楽しく過ごしたい」と話した。

始業式後、新校舎の落成式がオンライン配信で行われ、豊田稔市長が「磯原中学校の新しい歴史をつくり上げていってほしい」と生徒たちに語り掛けた。