「防災の日 特別番組」紗栄子が避難所で聞いた必ず準備するべき「服の備え」とは?

TOKYO FMとユニクロが、防災の日に合わせ、生活者の防災意識の向上を目的とした、「防災の日 特別番組 ~考えよう、服の備え~」を制作し、8月31日(火)にラジオ番組の公開収録を実施した。本収録には、自らも一般社団法人Think The DAYを立ち上げ、災害支援活動を行っているタレントで実業家の紗栄子が登場。

防災・危機管理アドバイザーとして活躍している、防災システム研究所所長の山村武彦先生も交えて、それぞれの被災地支援の経験をもとに、災害時に必要な「服の備え」ついて考える会となった。

防災に関して、長年様々な取り組みをされている紗栄子は、「私たちのこのような活動を通して、防災バッグを備えることが、ご自身だけでなく大切な人も守ることに繋がるということを伝えたいです」と、予防支援に関しての熱い想いを語った。また、「災害時には避難所に物資が届けられますが、どうしてもタイムラグが出てしまいます。ご自身で必要な服を準備しておくことが大切だと思う」と強調した。さらに、これまで避難所を実際に目の当たりにした経験をもとに、避難生活をするうえで特に女性が備えておくべき衣類を聞かれると「以前、避難所で必要なものをこっそり聞いてみたとき、女性の場合は必ず下着が入ってきました。ただ、他人に準備をお願いしづらい衣類なので、まずはご自身で準備をするのが一番だと思います。」と答え、衣類の備えの重要性を訴えた。

そして最後に、ユニクロが公開した災害時に本当に必要な「服の備えチェックリスト」と服を実際に照らし合わせながら、「服の備え」のシミュレーションを行った。紗栄子は、それぞれの服の必要性についての解説を聞きながら、「靴下は、保温効果のみでなく、怪我から身を守るためにも必ず用意してほしいアイテムです!そして、ユニクロさんの、このコンパクトな軽量サイズの衣類が大変助かりますし、素晴らしいなっていつも感じています。」と、実際に服を手に取り、被災地支援を行ってきた経験を踏まえた意見をコメントした。

全国の一般生活者と市区町村を対象とした「災害時の備え」に関する調査結果からみえてきた、「服の備え」の必要性について、改めて見直すことができた収録となった。

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