12日の仏GⅢ・パン賞(芝1400メートル)に出走するエントシャイデン(牡6・矢作厩舎)に騎乗するため、仏遠征している坂井瑠星騎手(24=栗東・矢作厩舎)が1日、仏エヴルー競馬場で行われた一般レース(芝1800メートル)でフォールインラブ(牝2)に騎乗して1着となり、フランス初勝利を決めた。同馬は現地シャンティイで開業している日本人トレーナー・清水裕夫調教師の管理馬。
坂井騎手は「追い切りに乗せていただいて力があるのは分かっていました。事前に清水先生をエージェントと相談して、考えていた通りのレースをすることができ、勝つことができました。このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝します」と喜びを伝えた。
同じレースに騎乗して5着だったミカエル・ミシェル騎手も坂井騎手の勝利を祝福。自身のインスタグラムのストーリーに、レース後、二人揃って笑顔を見せている写真を投稿。「おめでとうございます」と日本語でコメントを寄せた。