サッカー日本代表、2022年W杯のアジア地区最終予選の初戦に出陣!

サッカー日本代表が出場を目指す、2022年11月に開催される「FIFAワールドカップ カタール2022」のアジア地区最終予選が開幕。その初戦となるオマーン戦が、本日9月2日午後7:10に大阪府市立吹田サッカースタジアムでキックオフ。テレビ朝日系では、「AFCアジア最終予選 -Road to Qatar-(カタールワールドカップアジア地区最終予選)」(午後6:45。一部地域を除く)と題して、地上波独占生中継する。

2次予選ではアジア王者のカタールに次ぎ、グループEを2位通過したオマーン。日本との直近の対戦は、19年アジアカップのグループステージで、結果は日本が1-0で勝利を収めている。

過去最強との呼び声高い日本代表の最終予選メンバーは24人。チームをまとめるキャプテンを務めるのは、前回のロシアワールドカップや東京五輪など、数多くの経験を持つ吉田麻也。また、東京五輪出場組からは、日本の五輪史上初となる3試合連続ゴールをマークしたものの、最終のメキシコ戦では悔し涙でリベンジを誓った久保建英、同じく全試合に出場し攻守ともに活躍した堂安律らが選出。さらに、ワールドカップ2次予選で7試合連続ゴールを決め、今回決めればワールドカップ予選の出場試合連続得点記録更新となる南野拓実や、今夏ドイツ2部のブレーメンからヴィッセル神戸に完全移籍加入した大迫勇也、精神面でもチームの支えになるであろうベテランの長友佑都などが、名を連ねている。

番組でナビゲーターを務める川平慈英は「何が起こるか分からないのが最終予選! 毎回しびれます。楽なゲームなんか一つもありません! それでもわれらが日本代表が、W杯行きのチケットをもぎ取ってくれることを信じて全力で応援するのみです! スタジアムは言わずもがなですが、テレビの前の声援も必ず選手達に届くはず! いや、届くんです!! ホームもアウェーも関係ありません! 皆さん、ありったけのパワーを選手たちに送りましょう! そして共に闘いましょう! 勝利を信じて!」と熱いメッセージを寄せている。

解説を務める松木安太郎は、オマーン戦について「日本が本戦に出場する上で絶対に負けられないゲーム。これまでもオマーンは1点差のゲームが多く、振り返ると日本にとってキーポイントになる試合がオマーン戦だったことが多いと思います。今回、オマーンは日本との初戦を、日本で戦います。しっかりとチャンスをものにしようとするはずです。アジアを突破する上で、日本が一番苦戦する形の試合展開になることも予想できます」と分析。

同じく解説の内田篤人は、この試合に関して「日本代表は先に点を取ることができれば、結果はついてくると思います。経験ある選手、海外で活動する選手がたくさんいるのでバタついた試合にはならないでしょうが、点を取れなかった時やセットプレーで失点した時、誰が中心になって声をかけるのかがキーポイントになると思います」と語る。

加えて、最終予選での注目ポイントを「対戦国で、例えばオーストラリアはこれまでにも日本代表が理想的な試合運びをできたことがあります。そういうチームは何となく分かりますが、サウジアラビアは実力、勢いともにはっきりしないので、どんな試合になるのか読めず気になりますね」と挙げ、「今までの予選はかなりの大差、力の差がある中で勝利してきました。ここから先は何が起きてもおかしくない戦いもあるはずです。そういう中で選手たちは考えながらプレーすると思いますので、チームワークや日本の良さをご覧になりながら、応援をお願いします」と視聴者にメッセージを送っている。

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