【全米OP】〝疑惑トイレ〟のチチパスに敗れたマリーが嫌味ツイート 弟が反撃し遺恨

観客からもブーイングを浴びたチチパスは3回戦に進出(ロイター)

遺恨ぼっ発だ。テニスの4大大会全米オープンで、疑惑のトイレ休憩を取った男子シングルス世界3位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に初戦で敗れたアンディ・マリー(英国)が、嫌味ツイートを発射。これにチチパスの弟が応戦し、物議をかもしている。

大事な場面でチチパスに8分ほどの長いトイレ休憩を取られ、敗れたマリー。試合後の会見で「あの休憩で影響を受けてがっかりだ。彼は素晴らしい選手だと思うけど、尊敬の念を失ってしまった」と語った。怒りは収まらなかったようで、場所をツイッターに移しゴング。「今日の事実。チチパスのトイレはジェフ・ベゾスが宇宙に行く時間の2倍長い。興味深い」と、往復約10分間の宇宙飛行を楽しんだ米実業家と比較し、嫌味をぶちかました。

これに黙っていられなかったのがチチパスの弟・ペトロス・チチパス。「まさかテニス界のレジェンドがこんな振る舞いをするとは思わなかった」と返信した。現在は削除しているが、英「エクスプレス」など海外メディアでスクリーンショットが残されている。

チチパスを巡っては、東京五輪金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も「毎回やっている」と携帯電話でのコーチング疑惑付きで非難している。チチパスは一連の非難に「ルールは破っていない」と主張しているが、すっかり問題児扱いとなってしまったようだ。

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