香川県三豊市の小中学校で児童・生徒らに抗原検査実施へ〈新型コロナ〉

香川県三豊市は市内の小・中学校の児童・生徒・教職員の希望者に新型コロナの抗原検査を実施することを決めました。

(担任の先生が児童に―)
「抗原検査という検査ができるようになったのでその希望を聞きますよ」

三豊市の上高瀬小学校では検査の希望を聞く保護者向けのプリントが配られました。

三豊市は市内の小・中学校の児童・生徒・教職員の希望者に9月8日以降、新型コロナウイルスの抗原検査を実施します。

この取り組みは香川県の自治体では初めてで、費用は市が負担します。

対象は約5400人で、それぞれの学校で唾液を採取し、2日から4日後に検査の結果が通知されます。

三豊市は今後も各学校が希望すれば修学旅行や運動会など行事の前に抗原検査を実施するとしています。

(三豊市教育委員会/長尾卓也 教育長)
「子どもの安心・安全・命を守る場である学校が感染を引き起こしてはならないという強い思いから(検査を始める)。(陽性など)もしものことがあった場合に、その子がつらい思いをしたりしないように、十分なケアを学校でするように指示は出しております」

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