【W杯アジア最終予選】武田修宏氏「球際の激しさ、闘う姿勢で劣った森保ジャパンの負けは戦術以前の問題」

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うつむいて引き揚げる長友。日本の敗戦は〝必然〟だった?

【武田修宏Take it easy】カタールW杯アジア最終予選初戦のオマーン戦(2日、吹田))は0―1の敗戦。まさかと思う方もいるかもしれないけど、やっぱり負ける要因はあった。

まずはオマーンが徹底的に日本を分析してやりたいサッカーをさせなかった。中をしっかり締めて1トップのFW大迫勇也(神戸)とトップ下のMF鎌田大地(Eフランクフルト)に仕事をさせなかった。大迫に関してはコンディションが上がっていないのも気がかりだね。

さらにMF久保建英(マジョルカ)の左足を使わせないような守りをするなど、サイド攻撃の要となるMF伊東純也(ゲンク)やMF堂安律(PSVアイントホーフェン)の特徴も消した。攻撃面もさすが1か月準備してきたことはあって、中に入れて外から攻める攻撃が徹底されていたのは見事だった。

それに日本代表側にも敗因があったように思う。最終予選は、たとえうまいチームであったとしても球際の激しさや120%戦う姿勢を見せなければ勝つことは難しい。でも日本は、そこらへんのところがオマーンより劣っていた。つまり戦術以前の問題。これは教訓にしなければならない。

黒星スタートに森保一監督の解任も話題になっているよね。僕自身は、G大阪で3冠(2014年)を達成した長谷川健太監督のFC東京とミハイロ・ペトロビッチ監督率いる札幌が対戦するルヴァンカップ準々決勝第2戦(5日)を見ながら、森保ジャパンの今後をもう一度考えてみたいと思っている。

(元日本代表FW)