玉川徹氏 都の野戦病院設置拒否を批判「小池知事は有事にはまったく対応できない知事」

小池百合子知事

新型コロナウイルスの新規感染者増加に伴い、病床確保がいまだ困難な状況が続くなか、東京都の病床確保数が都の目標を下回っている。

都の目標は7000床、うち重症用500床だったが、1日時点の病床確保数は6117床、うち重症用465床に留まっているという。

これについて、3日のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏は「今はコロナ病床を10床増やすと、一般病床は30床減らさないといけないという状況になっている。病院側にさらにコロナ用病床を増やして下さいといっても弊害がいっぱいあるんです。そういうことを含めて、いわゆる野戦病院をという話が出て、大阪府は動き始めているが東京都はやらない」と指摘。

そのうえで小池百合子都知事について「『東洋経済』によると、東京都の医師会長が都知事に『野戦病院を作ってくれ。人材はなんとかします』とまで言ってるにもかかわらず、やらないというんです。これではいくら都知事が会見で『災害レベルの状態が続いている』と繰り返しても、災害レベルの対応はやっていないということですから、小池知事は有事にはまったく対応できない知事ということになりますよ」と批判した。

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