旧中島地区の被爆遺構 展示施設着工 広島

平和公園にある旧中島地区の被爆遺構を公開展示する施設の工事が2日始まりました。

展示施設ができるのは原爆資料館東館の北側で、原爆投下前広島有数の繁華街だった旧中島地区天神町の一部です。

施設は平屋建てで、遺構を保存しつつ発掘調査で見つかった建物の土壁などを間近で見学できるということです。

展示施設は来年3月に完成する予定です。

広島市は当初被爆75年の記念事業として昨年度の公開を目指していましたが、新型コロナの影響で延期となっていました。

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