9月18日に男女共同参画リモート講座 「生きる! 働く! ジェンダーからみる女性の働き方」

 2021年3月に「世界経済フォーラム」で発表された世界各地の男女格差に関する調査で、日本は156か国中120位と低い評価だった。また、コロナ禍で非正規労働者を中心に雇用情勢が悪化する中、その影響が男性に比べて女性により重くのしかかっていることなども指摘されている。     

 女性の生きづらさ、働きづらさの原因の一つとして問題視されている男女の格差について考える講座「生きる! 働く! ジェンダーからみる女性の働き方」が、9月18日(土)午後1時半から3時半まで開かれる。会場は男女共同参画センター(山口市中央2)。      

 講師は、福岡女子大学国際文理学部の野依智子教授。専門は女性労働史、ジェンダー学、社会教育学で、著書に「近代筑豊炭鉱における女性労働と家族─『家族賃金』観念と『家庭イデオロギー』の形成過程」(明石書店)がある。     

 講座はリモートで実施され、受講無料で定員は20人。申し込みは、電話、ファクス(どちらも083-934-2841)、メール(mw3kaku@c-able.ne.jp)、ウェブサイト(https://www.y-djc.com)設置フォームのいずれかで、住所、氏名、電話番号を主催の同センターに伝えること。託児サービス(無料)は9月15日(水)までに予約が必要。

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