クジラ生肉、豊洲に初出荷

最高1キロ7万円も、需要喚起へ

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共同船舶が豊洲市場に出荷したニタリクジラの生肉=3日午前、東京・豊洲市場(同社提供)

 商業捕鯨で国内唯一の沖合操業を手掛ける共同船舶(東京)は3日、岩手県沖で捕獲したニタリクジラの生肉を東京・豊洲市場に出荷したと発表。日本捕鯨協会によると、沖合で捕れた大型のクジラは洋上で冷凍し水揚げするのが一般的で、生肉が豊洲市場に出荷されるのは初めて。最高で1キロ7万円の値が付いた。

 首都圏の飲食店や鮮魚店で提供される予定で、消費者の需要喚起を狙う。豊洲市場では約500キロの生肉の相対取引を実施。

 生肉を積んだ捕鯨船は1日朝、東京・お台場に着岸。荷揚げを見届けた共同船舶の所英樹社長は「大消費地の東京で新鮮な生肉を味わってほしい」と強調した。