ノーベル賞候補が中国で研究

日本の「頭脳」流出懸念

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藤嶋昭氏

 【上海共同】光を当てるだけで化学反応を促進する「光触媒」を発見し、ノーベル賞候補に名前が挙がる藤嶋昭氏(79)=東京理科大元学長、東京大特別栄誉教授=が、中国の上海理工大で研究を進めることが3日、分かった。

 藤嶋氏は「人類のために研究するだけ」と説明しているが、中国は外国の優秀な人材の引き抜きを積極的に進めており、日本の「頭脳」が中国へ流出する懸念も高まっている。

 藤嶋氏は共同通信に対し、新型コロナウイルス流行の収束後、年に数回上海を訪れ「光触媒を用いた空気の清浄技術の研究」に当たると述べた。。