東京五輪新体操イスラエルに敗れたロシア銀選手「金メダルでは必要ないが真実が必要」

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いまだに納得がいかないジーナ・アベリナ(ロイター)

東京五輪新体操個人総合競技で、イスラエルのリノイ・アシュラムが金メダルを獲得し、ロシアが猛抗議をしている問題で、銀メダルだったジーナ・アベリナ(ROC)が「金メダルは必要ないが、真相が必要」と訴えた。

ロシア「RT」は、インタビューで今も納得がいっていないアベリナの様子を伝えた。五輪金メダル最右翼だった世界選手権3連覇女王は、映像を見直したそうで「泣きました。なぜ、審判団が得点を出すのにあんなに長い時間がかかったのかわからない。この気持ちは二度と味わいたくない」と吐露。さらに「私は今回の金メダルは必要ないんです。将来、ロシアの新体操が正当にジャッジされるため、真相が必要なんです」と訴えた。

今回の判定を巡っては、ロシア側が採点に偏見があったなどと訴え、国を挙げて「政治の犠牲者」「米国の陰謀」などと猛抗議した。しかし国際体操連盟(FIG)は〝問題なし〟の見解。納得がいかないロシア側は、法的手段も辞さぬ徹底抗戦の構えを見せている。