おととしの参院選をめぐる大規模買収事件で県議会の政治倫理審査会は議長に最終報告しました。
審査会終了後に提出された最終報告書では現金を受け取ったとされる県議13人に対して「文書警告が適当」と結論づけています。
3日の審査会では全会一致で「公正を疑われるような金品の授受を行わない」とする県議会の政治倫理条例に違反しているとした一方、出処進退については本人が判断していくこととしています。
(政治倫理審査会 中原好治委員長)
「条例違反だと認識した意義、認定した意義は非常に大きい」
(中本隆志議長)
「私も重く受け止めて、また皆さま方(議員)にもそのように伝えていきたいと思います」
県によりますと報告書は意見書提出期限の2週間を経過したのち公開されます。