【ハスラー内装解説】助手席に折りたたみテーブル!? シート間スペースも実際に使うと超便利だった

デビュー以来大ヒットを飛ばしているスズキ ハスラー。丸目ヘッドライトや豊富なカラーバリエーションなどが支持されているのだった。その一方でハスラーの内装も見逃せない仕上がりとなっている。そこで今回はスズキ ハスラーの内装を徹底解説。結論からいうとデザインだけでなく、収納など使い勝手バツグンの仕上がりであった。

スズキ 新型ハスラー HYBRID Xターボ[ボディカラー:バーミリオンオレンジ ガンメタリック2トーン]

ハスラーの内装も丸をモチーフにデザイン! 収納性もバツグン

インテリアカラーはブラックをベースに挿し色が3色用意されている

スズキ ハスラーの内装はヘッドライト同様に丸をデザインアイコンとしている。例えるならば耐久性、そしてデザイン性に優れる腕時計「G-SHOCK」に似たデザインだ。メーター、オーディオ、そして助手席側の収納スペースを丸で囲っており、エクステリアデザイン同様に道具感を演出しているのだった。

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ハスラーのカップホルダーに注目! シート間にあるカップホルダーは実際に使うと超便利

注目すべきは収納スペースにあり、その筆頭がカップホルダーだ。運転席側のエアコン吹き出し口、そして助手席には収納式(引き出しタイプ)のカップホルダーを設置している。どちらもエアコン吹き出し口前にあるために、エコアンを稼働している間に限ってはつねに冷やせる構造となっている。

シート間のカップホルダーは小物入れとしても優秀

シート間スペースは一見狭いようにも思えるが、実際に使うとトートバッグやリュックなどを置けるスペースを確保している

そして運転席と助手席のシート間にも一つカップホルダーを設置している。じつはこれが非常に使いやすい位置にあるのだ。

例えば愛煙家のユーザーからすれば、吸い殻入れの置き場に困るひとも少なくないはずだ。例えばシート間のカップホルダーに吸い殻入れを、そして運転席側のカップホルダーに飲み物を収納するといった使い方ができるのだ。もっともタバコ以外でもスマホや財布といったちょっとした小物を収納できるとあってかなり便利なのだった。

助手席にアームレストはないが、シート間スペースが使うと便利だった

アームレストは運転席側のみとなっている

ハスラーのフロントシートはベンチシートではなく、左右独立シートを採用。そのためシート間にはバッグなどを置けるスペースとなっているのだ。実際に使ってみるとこれがかなり重宝する。フル乗車した際に、荷物の置き場に困る経験をした人も多いと思うが、この部分に置くことができるため、便利なのだった。

ちなみにアームレストは運転席にのみ設置されているが、シート間に荷物を置けば、それが助手席側の簡易アームレストになるという本来とは異なる使用方法もできるのだった。

ハスラーの助手席に折りたたみテーブル!? 収納機能だけでないスペースがお見事

そして収納スペースだ。助手席側に設置されたインテリアアッパーボックスと名付けられた収納にはティッシュボックスを入れることも可能。そしてアッパーボックスは折りたたみテーブルとしても使用することができるなど、使い勝手は抜群の仕上がりなのだった。

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今回はスズキ ハスラーの内装、とくに収納スペースについて細かくご紹介してきた。とくに使いやすいのはカップホルダー、そして助手席前の収納スペースである。これからハスラーの購入を検討しているユーザーは、この記事を参考に実車に触れてほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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