【東京パラリンピック】車いすテニス・上地結衣 新たな歴史刻むも「やっぱり銀メダルは悔しい」

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上地結衣(ロイター)

東京パラリンピック・車いすテニス(3日、有明テニスの森)、女子シングルス決勝が行われ、上地結衣(27=三井住友銀行)は、ディーデ・デフロート(オランダ)に3―6、6―7のストレートで敗れたが、銀メダルを獲得した。

第1セットは相手の男子選手並みの力強いショットに苦戦。第2セットは4―5から驚異の粘りを見せ、タイブレークに持ち込んだ。頂点にはあと一歩届かなかったものの、最後まで諦めずに戦い抜いた。

試合後は、涙を浮かべながら「ここ3~4か月くらいは自分のテニスを正直探しながら取り組んできた部分があった」と明かした上で「今日は自分が思っているようなプレーができたが、それを上回るパワーや戦術にやられた」と悔しさをにじませた。

とはいえ、車いすテニスがパラリンピックに採用された1992年バルセロナ大会以来、7大会連続でオランダ勢が独占していた決勝の舞台に、初めて立った。「最後の1ポイントまで自分のやりたいこと、最後まで絶対に諦めない気持ちは持てた。最後までしっかり攻めることができた点は褒めてあげたい」と声を震わせた。

最後には「やっぱり銀メダルは悔しい」と本音をこぼしたが、車いすテニス界の歴史に新たな1ページを刻んだ。

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