宮崎県「まん延防止」1週間 感染減傾向でも警戒

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「まん延防止等重点措置」が先月27日に本県に適用され、宮崎、日向市、門川町が対象区域となってから1週間以上が経過した。適用前に連日100人超となっていた1日当たりの新規感染者数は減少傾向にあるものの、病床使用率は40~50%台と過去最高の水準で推移。クラスター(感染者集団)も続発するなど、先行きは予断を許さない状況で、県は「新規感染者が再び増加する懸念もあり、警戒を緩めないでほしい」と呼び掛ける。

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