スズキ ハスラーの人気グレード&カラーランキング!2トーンや個性的なカラーが人気

スズキの人気モデルの一つであるハスラーは、軽トールワゴンとSUVの要素を組み合わせたクロスオーバーモデルの草分け的な存在とも言える。そんなハスラーは個性的なボディカラーやグレードが豊富なことも特徴の一つ。今回は人気のボディカラーとグレードを紹介する。購入時の参考にしていただきたい。

スズキ 新型ハスラー

初代モデルから個性的なカラーリングが多かった

アウトドアやスポーツなどレジャーを楽しむユーザーや、悪路走行を楽しみたいユーザー向けの軽クロスオーバーとして2014年に初代モデルが誕生した。

初代ハスラーは軽クロスオーバーとして人気のモデルだった

初代モデルでは「今日何色のハスラーを見ましたか?」というキャッチフレーズをつけられるほど、豊富なボディカラーを用意。発売年となる2014年12月に開催されたオートカラーアウォード2015では、ハスラーのボディカラーが軽自動車で初のグランプリ受賞、スズキ車としても初めてのグランプリ受賞を果たした。

グレードは12種類! 2代目ハスラーの人気グレードランキング

まずはグレード構成だ。2代目ハスラーはHYBRID Xターボ(税込価格(以下同)は161万2600円~)を筆頭に、HYBRID X(151万8000円~)、HYBRID Gターボ(145万9700円~)、HYBRID G(128万400円~)に加え、2020年11月に追加された特別仕様車J STYLE(159万5000円~)とJ STYLEターボ(168万9600円~)が用意される。それぞれ2WDと4WDが設定されており、グレードの選択肢の幅が広いのも特徴だ。

2代目からマイルドハイブリッドシステムを搭載し、エンジンはグレードを問わず新型のR06D型に変更されている。

エントリーグレードのHYBRID Gではハロゲンのヘッドライトなど装備は最小限とし、ハスラーでは唯一、先進安全機能のスズキセーフティサポートの有無を選択できる。

HYBRID Xは丸目のLEDヘッドライトを装備し、ステアリングやシフトノブなども質感を高めている。

HYBRID Xターボは最上級グレードに位置し、HYBRID Gターボと同様、車線逸脱抑制機能やアダプティブクルーズコントロールなどの安全装備も標準で設定される。

メッキ装備を多数用いた特別仕様車のJ STYLE

特別仕様車のJ STYLE

J STYLEは初代モデルに続いての設定となり、HYBRID XとHYBRID Xターボをベースにフロントとリヤのバンパーガーニッシュをスチールシルバーメタリックに、ドアハンドルをメッキに変更している。

また、ルーフレールや専用のメッキフロントグリル、メッキフォグランプガーニッシュなどを装備したほか、メッキのエンブレムやバックドアにJ STYLEのエンブレムを装着した特別仕様だ。

J STYLEのロゴ

そんなハスラーの2020年度人気グレードランキング(スズキ調べ)は、HYBRID G、HYBRID X、特別仕様車JSTYLEの順だった。

前述した通り、10代や20代など若い世代からも支持されるモデルだけに、安価なグレードに人気が集まる一方、特別なメッキ装備などをそろえ、特別設定されるボディカラーも含めて差別化を図ることができるJ STYLEグレードもユーザーの心を捉えたようだ。

ボディカラーはグレード別で19種類を用意!

次にカラーバリエーションについて紹介しよう。

現行モデルはボディカラー11色を用意

現行となる2020年1月に誕生した2代目モデルとなっても2トーンカラー6種、モノトーンカラー5種の計11色から選ぶことができ、その魅力は継承されている。

2トーンとモノトーンのボディカラーは11種を用意

ハスラーはそのボディカラーの豊富さからもわかるように、男女問わず選べることから人気を博すモデルだ。主な購入者層は30代から40代が中心というが、スズキの他モデルと比較して10代や20代といった若年層からも支持されている。

デニムブルーメタリックガンメタリック2トーンのボディカラー

2トーンカラーとして設定されているのは、ルーフにガンメタリック塗装を施した、新色のバーミリオンオレンジガンメタリック2トーンとデニムブルーメタリックガンメタリック2トーン、フェニックスレッドパールガンメタリック2トーンの3種と、ルーフがホワイトに塗装されたチアフルピンクメタリックホワイト2トーン、アクティブイエローホワイト2トーン、ブリスクブルーメタリックホワイト2トーンの3種。

フェニックスレッドパールガンメタリック2トーンのボディカラー

モノトーンカラーはシフォンアイボリーメタリック、オフブルーメタリック、ブルーイッシュブラックパール3、ピュアホワイトパール、クールカーキパールメタリックの5種となる。

オフブルーメタリックのボディカラー

J STYLEのボディカラーは2トーンのみの設定で、初代のJ STYLEにも設定されたクールカーキパールメタリック、フェニックスレッドパール、ブルーイッシュブラックパール3とホワイトの2トーン3色と、フェニックスレッドパール、デニムブルーメタリック、オフブルーメタリック、シフォンアイボリーメタリック、ピュアホワイトパールとガンメタリック2トーンを組み合わせた5色を設定した。

J STYLEには通常グレードにはないボディカラーも用意される

スズキの2020年度データによると、ボディカラーの人気色はデニムブルーメタリックガンメタリック2トーン、クールカーキパールメタリック、J STYLEのみに設定されるオフブルーメタリックガンメタリック2トーンの順だった。

「遊べる軽」らしさ全開!個性あふれるカラーが人気

2トーンの方が比較的人気が高く、ガンメタリック塗装のルーフの方が引き締まって見えることからも選ばれているようだ。

ガンメタリック塗装のルーフ

また、グレードの人気ランキングでも触れたように、特別仕様のJ STYLEが人気であることからも、J STYLEのみに設定されるカラーがランクインしている。

また、インテリアカラーはバーミリオンオレンジ、デニムブルー、グレーイッシュホワイトの3色を設定し、ボディカラーとの組み合わせは19通りにも及ぶ。

バーミリオンオレンジの内装色

他モデルにはない個性的なカラーリングが豊富で、その組み合わせもポップで明るい気分にさせてくれることも元祖「遊べる軽」であるハスラーの魅力といえよう。

【筆者:MOTA編集部 篠田 英里夏】

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