長崎電気軌道 路面電車 10月から140円 九州運輸局が値上げ認可

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 九州運輸局は3日、長崎市の長崎電気軌道が申請していた上限運賃の変更を同日付で認可した。普通運賃は10月1日から、大人130円(子ども70円)が140円(同)。値上げは2019年4月以来2年半ぶり。
 同社は市内で路面電車(11.6キロ)を運行。人口減少やマイカー通勤者の増加などで、輸送人員は1994年度の2179万2千人をピークに減少。2020年度は1061万7千人。
 同社によると、バリアフリー対応の超低床車両の導入などの大型投資を計画。運賃を140円に引き上げた後も、21~23年度の平均収支は921万円の赤字を見込む。
 10月1日から定期や団体運賃のほか、1日乗車券500円(子ども250円)が600円(同300円)に値上げ。割引率が高い長期間の定期(全線3カ月と6カ月、通勤・通学6カ月)を新設する。
 上限運賃の変更認可申請は6月23日付。認可を受け、同社は9月6日、新しい運賃を同局に届け出る。