名立区の宝田小(水越厚校長、児童85人)と名立中(網谷清志校長、生徒57人)で1日、長野県の旧北御牧村(現東御市)産のトウモロコシが給食に供された。両地域の交流イベントとして行われ、特産品を味わうことでの交流を図った。
平成11年に旧名立町と旧北御牧村が友好親善盟約を締結している。それぞれ上越市、東御市となった現在も友好都市として交流が行われている。例年名立地区公民館事業として、希望する子どもたちが行き来する「海と山の交流会」が開かれているが、昨年度からコロナ禍により直接交流が中止に。代替として、特産品を送り合い、給食で提供する事業を実施している。
提供されたトウモロコシは前日朝に収穫したもの。蒸し上げて、おかずの一品とした。北御牧のトウモロコシは甘みが強いのが特徴。矢沢愛叶さん(宝田小3年)は「いつものトウモロコシよりも甘い」と話していた。
名立区からはミズダコが送られる。10月初旬に、北御牧小、北御牧中でたこ飯として提供される予定で、その後に両地域の子どもたちが感想や地域紹介を書いた手紙を交換する。