ウワサの4・7億円馬ドーブネを豊&幸四郎の武兄弟がジャッジ「粗削りだけど能力は高い」

新馬戦で快勝したドーブネ

今春の千葉サラブレッドセールで国内セリ史上歴代5位となる4億7010万円(税抜き)で取引されたドーブネ(牡・武幸厩舎)が、4日の札幌競馬5レース=2歳新馬戦(芝1500メートル)を快勝。オーナーでサイバーエージェントの藤田晋社長は生観戦で自身の馬主初勝利シーンを見届け「ドーブネ勝った!!」と自身のツイッターを更新した。

手綱を取った武豊騎手は「心配していたイレ込みもそれほどでもなかったし、道中も調教より我慢が利いていた。まだまだ粗削りだけど素質は高いね」と振り返った。

管理する武豊騎手の弟、武幸四郎調教師は「わざわざオーナーが観戦に訪れてくれていたし、勝ててホッとしました。稽古よりはレースの方がコントロールは利いていたけど、教えることは山ほどあるね。能力があるのは間違いないけど、今日は返し馬もできなかったし、根気よくいろんなことを教えていきたい」と高ポテンシャルを確信しつつも、課題もあるとして先を見据えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社