【W杯アジア最終予選】初戦惨敗の中国 サッカー協会関係者が「罵声やあざけりではなく応援を」

オーストラリア戦に敗れガックリの中国代表(ロイター)

サッカーのカタールW杯アジア最終予選で、7日(日本時間8日)に日本代表と対戦する中国の協会関係者が、怒り沸騰のサポーターに理解を求めた。

初戦でオーストラリア代表に0―3で惨敗し、李鉄監督に対する不満が爆発寸前の中国。ネット上には「最悪の監督」「おれたちの税金を使って、旅行しに行っているのか」などと苦情や不満、不支持が乱立している。「網易」などによると、これに対し中国サッカー協会幹部が、SNS上でサポーターに対し熱い訴え。「あざけりや罵声ではなく、皆さんが理解し、応援してくれることを願っています。監督(李鉄)が采配を振るいやすくすることが大事です」などと理解を求めた。

しかし、ネット上では「あの試合で何を理解し何を応援すればいいのか」「恥知らず。協会は責任を取れ」とのコメントが。〝危機状態〟であることがうかがえる中国代表。相当な覚悟で日本戦に臨みそうだ。

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