エメルソン、トッテナム売却を選択したバルサに不満露わ「とても傷ついた」

 トッテナム・ホットスパーの移籍したエメルソン・ロイヤルは、バルセロナでの扱いに不満を示した。

トッテナムが右SBを補強 エメルソンを5年契約で獲得

 今夏レアル・ベティスから買い戻し条項900万ユーロ(約12億円)でバルサに復帰したエメルソンは、マーケット最終日に移籍金3000万ユーロ(約39億円)でトッテナムと2026年まで契約。エメルソンは今夏にバルサ退団は想定しなかったようで、スペイン紙『マルカ』のインタビューで現在の心境を語った。

「バルサに到着したとき、クラブの人たちは歓迎してくれた。ラポルタ会長は僕や僕の家族のことをなんでも知っているようだった。僕に興味を持ってるのがよく分かったし、最早僕と同じブラジル人だね。クラブは僕に残って欲しいと思ってたし、ヘタフェ戦は先発出場だった。だけど次の日にはバルサとトッテナムが話している事や、契約がもうすぐ決まることが明らかになっていた。僕は何も知らなかったし、何が起こっているか理解できなかった」。

「クラブから“話があるから練習場に来てくれ”と電話があった。そこで僕を売りたがっているのを知ったんだ。僕はバルサに貢献したいという夢があったから、最高の状態であればここで成功できると残留を希望した。だけど僕は賢いから、何がなんでも売却するという意思を悟った。彼らは体の良い言葉で僕を追い出したんだ。彼らのやり方に傷ついたよ。振り返ると、僕と契約した時にはすでに売却を検討していたのは明らかだ」。

エメルソンがバルサ退団に不満を露わ Photo Quality Sport Images

© 株式会社SPOTV JAPAN