アンジー 子どもたちが不正に「反撃」するガイド本を執筆 グレタさんら活動家に触れる

アンジェリーナ・ジョリーは、子どもたちが不正に「反撃」する手助けとなる本を書いたという。アンジェリーナは、アムネスティ・インターナショナルおよび人権弁護士ジェラルディン・ヴァン・ビューレンと協力して、「ノウ・ユア・ライツ・アンド・クレーム・ゼム:ア・ガイド・フォー・ユース(あなたの権利を知り、それを主張する:若者のためのガイド)」 を執筆、若者が不正に直面した際に立ち上がることを奨励している。

アンジェリーナは、「非常に多くの子どもたちが世界中で危険にさらされており、私たちはとても十分にやっているとは言えません。彼らはこれらの権利を持ち、それらは何年も前に、健康でバランスのとれた安全で安定した大人となることに基づいて決定されたものです」とロイターに語る。

また、子どもの健康と幸福を守るという長年の約束を政府が忘れないようにするためにも、この本を役立てたいと考えているそうで、「私たちは多くの時間をかけてこれらの権利を阻止してきました。この本は子どもたちが言うべきことのツールブックとなるのです」「子供達の権利について、また子供達が国と状況に応じて、自分がそれらの権利にアクセスすることからどれだけ離れているか、障害となっているものは何か、彼らに先行して戦った他の人たちのこと、彼らできる戦う方法など、子供達が問いかける必要のある物事を記しています。この本は反撃のためのハンドブックになります」とアンジェリーナは続けた。

同書 は、子どもたちが国連条約で約束された権利を概説し、グレタ・トゥーンベリやマララ・ユスフザイのような若い活動家の働きに触れ、どのようにして自ら立ち上がるかを読者に教えている。

また、国連難民高等弁務官の特使を務めるアンジェリーナは、約束された権利を与えられていない子どもたちがどれだけいるかを知りショックを受けているとして、「私は怒り、それが何を意味するのか疑問に思い始めました。国ごとに、この考えは何なのかと。人は教育を受ける権利を持っています...でも、なぜそんなに多くの子供たちが学校に行っていないのか、またなぜアフガニスタンの少女たちは通学すると傷つけられるのかと」と力説した。

「ノウ・ユア・ライツ・アンド・クレーム・ゼム:ア・ガイド・フォー・ユース」は10月5日に出版される。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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