【W杯アジア最終予選】森保ジャパンを救う?日本サッカー界から久保建英のスタメン待望論浮上!

久保建英

森保ジャパンのキーマンにF久保建英(20=マジョルカ)が〝指名〟された。カタールW杯アジア最終予選初戦オマーン戦に敗れた森保ジャパンは、第2戦で中国戦(7日=日本時間8日、カタール・ドーハ)と対戦するが、日本サッカー界から久保のスタメン抜てきの待望論が出ている。

Jクラブの強化担当者は黒星発進で苦境に立たされている森保ジャパンについて「(初戦は)あんまりいい内容の試合じゃなかったし、もう開き直ってやるしかない。思い切って久保を使っていくとか、若手に切り替えることもありじゃないかな」と指摘。今、もっとも勢いのある久保にチームをけん引させることを求めていた。

17歳だった2019年5月にA代表入りを果たした久保は東京五輪で日本のベスト4進出に大きく貢献。かつて森保監督から「もっとゴールを決めてほしい」と言われたこともあったが、五輪1次リーグで3試合連続ゴールをマーク。さらに課題とされてきたフィジカル強化と守備力も大幅に改善させなど、急成長を見せている。

所属のスペイン1部マジョルカでも3試合連続で先発出場するなど、欧州トップリーグでも定位置をつかんでおり、安定感も出ている。日本代表OBも「久保は世界的な知名度もあるし、出てくれば相手も意識せざる得ない。久保ならば集まったマークも高い個人技ではがせるし、そこからチャンスが生まれるからね」と強調した。

くしくも日本代表は4日に10番を背負うMF南野拓実(26)が負傷のため、チームを離脱すると発表。五輪という国際舞台を経験し、タフさと勝負強さも身に着けたいま、久保が森保ジャパンの攻撃陣をリードしてくれるはずだ。

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