カターレ 試練の一戦 きょう沼津戦

■コロナで4人帯同できず

 サッカーJ3カターレ富山は、5日午後4時から静岡県の愛鷹広域公園多目的競技場で、沼津との第17節に臨む。前節で勝利し単独首位を維持した富山は、3日に選手3人の新型コロナウイルス感染が判明。濃厚接触者を含めて4人が、沼津戦には帯同できない。大幅なメンバー変更も考えられ、チーム力が試される一戦となる。

 沼津は勝ち点15で12位と下位に沈むが、直近3戦で負けなしと調子を上げている。一方の富山も、後半戦初戦となった前節の藤枝戦で一度は追い付かれたものの、FW高橋が勝ち越し点を決め2-1で競り勝った。勝ち点を29に伸ばし、単独首位をキープした。

 好調な滑り出しを見せた富山だが、3日に選手3人の陽性が判明。現在は1人が入院し、残りの2人と濃厚接触者の選手1人は宿泊施設で療養している。

 試合は実施される予定で、キックオフ3時間半前に行う簡易抗原検査で陰性が確認された選手とスタッフだけが参加する。石崎信弘監督は「前半戦は敵地でなかなか結果を出せていないので、今節はチーム一丸となり勝利したい」と意気込んでいる。

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