茨城県看護協会・保健師ら対応 健康の悩み、電話で相談

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電話予約制で保健師らが面談にも対応する県看護協会の「なんでも健康相談」=水戸市緑町

茨城県看護協会(水戸市緑町、白川洋子会長)は、健康に関する悩みに電話でも対応する「なんでも健康相談」に取り組んでいる。県内各地で実施してきた健康相談の場が、コロナ禍で開催見合わせとなる中、県民が体や心のことなどを相談できる窓口をつくろうと、今年6月から稼働。同協会は「身近に相談できる場所にしたい。1人で悩まず、声を掛けてみて」と呼び掛ける。

同協会は、県内9地区に分け、商業施設内や道の駅などを会場に健康に関する無料相談「まちの保健室」を実施してきた。保健師や助産師、看護師が地域で相談を受けている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年1年間はほとんど開催できなかった。市町村の保健センターも活動しにくい状況で、公益団体として県民をサポートできることはないかと考え、まちの保健室の一環として、新たに電話相談にも対応するなんでも健康相談を始めた。

なんでも健康相談では、日頃、体調がなんとなく優れないと感じる人や、病院に行くほどではない、病院でなかなか話ができないなどの悩みに、保健師などが対応。家族からの相談も受ける。年代や居住地域の対象はなく、匿名で利用できる。電話予約があれば面談相談にも応じる。

窓口は6月1日から稼働し、8月末までに延べ13件の利用があった。ほとんどが高齢者という。担当者で相談員の中山友子さんは「相談では今の思いを聞くことを大事にしている。『こういう方法もある』と提案したりする」と語る。

このほか、同協会では高齢者のフレイル(虚弱)予防の取り組みも新たに進める。コロナ下でもできる取り組みとして、9月下旬から60歳以上を対象に、毎日の歩数を記録して合算する「バーチャルウォーキング」を計画した。同協会は「なるべく外に出て、1人でも生き生き暮らせるよう、協会として支援していきたい」としている。

なんでも健康相談は、毎週水・木曜(祭日、年末年始など除く)の午前9時半〜午後4時半。相談は無料だが、通話料は自己負担。同窓口(電)090(2236)7374