ロイヤルズ・ペレス 2発5打点でア捕手初の40本塁打

【ホワイトソックス10-7ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ホワイトソックスはロイヤルズとの点の取り合いを制し、10対7で勝利。2位インディアンスがレッドソックスに敗れたため、地区優勝へのマジックナンバーは2つ減って18となった。ホワイトソックス4番手のクレイグ・キンブレルが今季3勝目(4敗)、6番手リアム・ヘンドリックスが今季32セーブ目をマーク。ロイヤルズ先発のダニエル・リンチは2本塁打を浴びるなど3回途中5安打6失点と打ち込まれ、今季4敗目(4勝)を喫した。

試合に敗れたロイヤルズだが、そのなかでサルバドール・ペレスが2本塁打を放って5打点を叩き出す見事な活躍を見せた。ペレスは3回裏二死1塁で迎えた第2打席で39号2ランを放つと、5回裏二死1・3塁のチャンスで迎えた第3打席では2打席連発となる40号3ラン。すでにア・リーグの捕手によるシーズン本塁打記録を更新しているペレスだが、この試合の2本塁打を加え、ア・リーグの捕手として初めてのシーズン40本塁打に到達した。

この試合が終了した時点で、ペレスは本塁打リーグ1位の大谷翔平(エンゼルス)に3本差のリーグ2位。ア・リーグの捕手として初めての本塁打王を狙える位置につけている。また、この試合の5打点を加えて今季99打点となり、打点王争いでも3位に浮上。ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)がこの試合の1打点を加えて今季103打点で1位、ラファエル・デバース(レッドソックス)が今日の3打点を加えて今季100打点で2位となっており、打点王争いの行方にも注目だ。

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