ブレーブスが史上2度目の「内野4人が25発」を達成

【ブレーブス6-7ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

クアーズ・フィールドでの試合らしく序盤から点の取り合いとなった一戦は、6回裏にロッキーズがライメル・タピアの犠飛などで2点を奪い、勝ち越しに成功。7回裏にはトレバー・ストーリーのタイムリー三塁打でリードを3点に広げ、ブレーブスの追い上げに遭いながらも7対6で逃げ切った。ロッキーズ2番手のタイラー・キンリーが今季3勝目(2敗)、6番手カルロス・エステベスが今季5セーブ目をマーク。ブレーブス4番手のA・J・ミンターが今季5敗目(2勝)を喫した。

試合に敗れたブレーブスだが、3回表にオジー・オルビーズが一時勝ち越しとなる25号ソロを放ったことにより、メジャー史上2度目となる快挙が達成された。今季ブレーブスでは正一塁手フレディ・フリーマンが28本塁打、正三塁手オースティン・ライリーも28本塁打、正遊撃手ダンズビー・スワンソンが26本塁打を放っており、正二塁手オルビーズがシーズン25本塁打に到達したことにより、内野手4人がシーズン25本塁打を記録したのだ。

これは2008年のマーリンズ以来13年ぶりとなるメジャー史上2度目の快挙。この年のマーリンズは正一塁手マイク・ジェイコブスが32本塁打、正二塁手ダン・アグラが32本塁打、正三塁手ホルヘ・カントゥが29本塁打、正遊撃手ハンリー・ラミレスが33本塁打を記録した。カントゥが29本どまりだったため、マーリンズは「内野手4人がシーズン30本塁打」をあと一歩のところで逃しており、ブレーブスにはメジャー史上初の快挙を達成するチャンスが残されている。残り27試合、内野手4人の打棒に注目だ。

© MLB Advanced Media, LP.